ギャップ。
いえ、別にアパレルブランドのことではありません。
印象のギャップの意味です。
男女問わず、人間はギャップに弱いとよく言われます。
あなたも聞いたことがあるのは?
「ギャップ萌え」なんていう言葉もありますが、
ギャップというのは異性をドキッとさせるのに、
非常に使えるのです。
人間というのは、多かれ少なかれ、
対象の人物に何らかのイメージを持っているものです。
例えばあなたの周りの人を思い浮かべてみても、
「あの人は優しい人だな」とか
「あの人はいつもカリカリしている人だな」なんて
何らかのイメージを持っていると思います。
性格的な部分だけではなく、
ファッションなんかにも当てはまりますね。
「あの人はストリートファッションを着たオラオラ系だな」
「あの人はスーツの似あう紳士タイプだな」
そんな感じで、誰かを思い浮かべると、
その人のイメージが一体になって浮かぶと思います。
つまり、あなたが考える“その人”のイメージですね。
これは誰でも持っているものであり、
誰でも持たれているものです。
あなたも周りの人から、
何らかのイメージを持たれているわけです。
その持っているイメージと違うイメージを見た時に感じる差、
この差が「ギャップ」なんですね。
まぁこんな周りくどい言い方をしなくても、
印象のギャップと言えばすぐにわかるでしょう。
このギャップというものに、
人間はとても弱いんです。
ギャップを見せられると、ドキッとしてしまうんです。
その人の違う一面を見るって、
新鮮でありドキドキするんですね。
そして、そこにグッと惹きこまれてしまうんです。
モテる女性というのは、
実にこのギャップを上手く使ったりします。
わざとギャップを演出して、違った自分の一面を見せることで、
より自分を魅力的に見せて、心を惹き寄せるんですね。
あなたも気に入った男性に対して、
ギャップを演出みてはいかがでしょうか?
まぁ中にはこうした演出を“ズルイ”と捉える人もいますよね。
でも、こうした駆け引きも恋の一つの醍醐味だと思います。
自分を魅力的に見せることに“ズルイ”なんてことはないと思いますよ。
ギャップはチラ見せ程度がちょうどいい
ただ、こうしたギャップを使うといっても、
ちょっと注意する点もあるわけです。
それはギャップはチラ見せ程度に抑えること。
あくまでもギャップというのは、
普段とは違った一面を垣間見せることですから、
延々と見せつけるものではないんですよね。
例えば、
普段はキャリアウーマンとしてバリバリと働いているような女性が、
ちょっとお酒が入った時に甘えるなんていうのは、
男性もドキッとするわけです。
また、
普段は大人しく清楚な女性が、
一緒に遊びに行く時にちょっとセクシーなファッションをしていると
これまたドキッとするわけです。
ただ、これも度が過ぎてしまうと話は変わってきます。
お酒が入って甘えるにしても、ただひたすらにベタベタと甘えてしまうと、
ウザイと思うようになってしまうかもしれません。
また、清楚なイメージだった女性が、
デートで突然ギャル系ファッションに身を包んできたら、
それはそれで引いてしまうわけです。
ギャップというのはあくまでも普段のイメージがメインで、
そこに違った一面を垣間見せるというバランスがちょうどいいのです。
あまりにも違った一面の方が出すぎてしまうと、
「どちらが本当の自分なの?」
と思ってしまいますよね。
もし普段のイメージに好感を覚えていたら、
違った一面があまり出すぎてしまうと、
せっかく好感を覚えていたのに、かえって冷めてしまうかもしれません。
ギャップと言うよりも、
「本性を見た」という印象を持ってしまうのでしょうね。
お酒が入って一瞬甘えてみたり、
清楚な子がちょっと胸の大きく開いたファッションや
いつもより短めなスカートを履いたりと、
そのくらいのバランスがいいかもしれませんね。
どの程度のバランスがいいのかということになると、
そこはホントに駆け引きになりますので、
明確な線引きをするのは難しいのですが、
普段のイメージが嘘だと捉えられない程度に抑えておく方がいいでしょう。
まぁ、その日一日は違った自分として過ごして、
また次からはいつもの自分に戻るというのもいいですけどね。
ギャップを作るためには普段の自分を知る
ギャップというのは、普段の自分との違いで生まれてくるものです。
ですから、当然、普段の自分がどういうイメージを持たれているのか、
それを知っておく必要があるのです。
といっても、何も就職活動の時の自己分析並みに
自分について深く掘り下げる必要はありません。
あくまでもイメージですから、
いつもの自分は周りからどう見えるだろうかと
想像してみるだけでもわかります。
また、周りの人に、
「私ってどういうイメージ?」
なんて聞いてみてもいいでしょう。
普段の自分を知れば、どういうところにギャップを作れるか
自然とわかってくるでしょう。
キャリアウーマンタイプ → 甘える
清楚なタイプ → セクシーさ
ギャル系 → 真面目さ・堅さ
気が強い人 → 弱さ
単純に逆をやればいいわけです。
ちょっと試してみてください。