男性の口説き方や落とし方を知っている女性には、
そうそうお目にかかることができません。
自分からアクションを起こして男性を口説いたり、
男性を落とすためにあれこれと策を巡らしたり、
そのために男性を落とす恋愛テクニックを学んでいる女性って、
かなり少ないんですね。
もちろん中には積極的な女性はいます。
でもそれは、積極的に好き好きアプローチをかけることであって、
落とすのとはまた違うんです。
男性を落とすというのは、
お目当ての男性を自分に惚れさせるということです。
それを行うテクニックとなると、意外と女性は知らないんです。
好きな男性ができると、意中の男性を振り向かせたいと思うものです。
その時にたいていの女性がやることといったら、
自分磨きなんです。
オシャレを頑張ったり、美容に力を入れたり、
ダイエットをしたりして、自分の魅力に磨きをかけます。
自分自身を可愛く装い、
少しでも男性の目に魅力的な女性に映るように頑張るわけです。
そして後は、その魅力的になった自分の姿が男性の眼に入るようにして、
男性が振り向いてくれるのを待つわけです。
可愛くなった自分を見て好きになってくれるのを待つのです。
そこに、自分からアプローチをかけて、
男性が自分に惚れてしまうように仕向けるという選択肢は、
まず入ってはきません。
恐らくそういう発想がない女性も多いのではないかと思います。
でもそれは仕方のないことかもしれません。
恋愛においてはまだまだ女性は受け身の立場です。
口説き落とすのは男性の仕事という価値観があるのです。
女性から男を落とすというとはしたないと思う人もいるでしょう。
自分から落とすより、男性に口説かれたいと思う人もいるでしょう。
何れにしろ、女性の方から男性を落とすという発想自体が出てこない
という人は少なくないんです。
発想が出てこないわけですから、
当然落としのテクニックを学ぼうという発想にも繋がりませんよね。
また、恋愛は女性の売り手市場という側面がまだまだ強いところがあります。
男性というのは、基本的に常に女性を求めています。
それは純粋に恋愛的な意味もありますし、
もちろん性的な意味もあります。
どちらにしろ、男性は常に女性が欲しくて欲しくてたまらないわけです。
最近では草食系男子なんて言葉も流行っていますが、
それでもまだ男性の女性に対する欲求というのは強いものです。
ですから、声をかけるのは男性、という図式が今でもあるのです。
そういう状況である以上、女性は待ちの姿勢になるのも無理はないんです。
綺麗にして魅力的な状態を保って、男性から目を付けられるのを待つ。
これが今でも恋愛の基本だったりします。
ですから、女性から男性を落とすという発想がでないんです。
ましてや男性を落とすテクニックをわざわざ学ぶなんてことには
なかなか手がでないんです。
実際世の中にある恋愛本でもそうですよね。
男性向けのものはほとんどが、「いかにして女性を口説き落とすか」、
それがテーアになっています。
一方、女性向けの本となると、「男性に愛されるようになるには」、
というテーマがほとんどです。
しかし、その既存の価値観から離れて、
男性を落とすテクニックを学んでみるとわかると思います。
男性を落とすことがいかに簡単かということが。
男性を惚れさせることって簡単にできるんです。
男性を落とす、惚れさせるのは非常にシンプルな理屈です。
正直女性を落とすのに比べたら数倍簡単に落ちます。
それを唯一やっている女性というのが、前回も話した
「小悪魔」と呼ばれる女性なんですね。
彼女たちは、色々なテクニックを使って男性を落とします。
悪い言い方をすれば「策士」。
良い言い方をすれば「惚れさせ上手」なのです。
何でそんなに惚れさせ上手なのか？
それは普通の女の子がやっていないような、
男性を落とすために色々なテクニックを使っているからなんですね。
女性から見たら、
「あんな簡単な手口に騙されてバカな男」
と思うかもしれませんが、
男性ってそういうものなんです。
男って、女性からの仕掛けには滅法弱いんです。
そもそも女性に対して警戒心をあんまり持っていませんからね。
だから簡単に落とすことができてしまうんです。
意中の男性をモノにするために、
自分を可愛い状態に保って惚れてくれるのを待つのも
決して悪いものではありません。
でも更にそこから一歩踏み出して、
男性を落とす色々な技を使ってみてください。
女性から恋心をくすぐられるのって、
男は結構嬉しいものなんですよ。