クリスマスに限らず、何らかの記念日や
イベント事に付き物なのがプレゼントですよね。
このプレゼントというのが曲者で、
異性に何をプレゼントしたらいいかわからない人って
かなり多いんじゃないかと思います。
一番いいのが、相手が欲しい物をプレゼントすることなのですが、
その欲しい物が何かがわからなくてはなりません。
でも男に、「プレゼントには何が欲しい?」なんて聞くと、
「何でもいいよ」とか「特に思い浮かばない」なんて
そっけない返事が返ってきたりします。
非常に冷めた返事なために、
ガッカリしてしまいますよね?
でも実はこれって、
「どうでもいい」とか「興味が無い」と思っているからではなく、
また気を使って言っているわけでもないんです。
「何でもいい」とか「思い浮かばない」ってのが
実は本音だったりするんです。
というのも、男はプレゼントと聞くと、
”自分があげる方”としてしか考えていなかったりします。
プレゼントという言葉を聞くと、
男は反射的にプレゼント=他人にあげるものと
捉えてしまうんです。
「男はプレゼントをあげる立場」
という価値観が染み付いているんですね。
世の中を見渡して見ても、
男がプレゼントを貰うことにスポットが当たることって
ホストくらいしかないんじゃないかと思います。
また、女性誌を見ているとたまに
「彼氏におねだりしてみてはいかが?」
みたいな表現を見かけますが、
男性誌で「彼女にプレゼントしてもらっては?」
みたいな表現ってほとんど見かけません。
男がプレゼントを堂々と貰う側になれるのって、
自分の誕生日くらいしかないんです。
だから、プレゼントと言われると、
どうしてもあげる方という頭があって、
プレゼントを貰うという発想があまりないんです。
そのため、プレゼントを貰う立場の意見を聞かれても、
頭に思い浮かばないんですね。
プレゼントを貰うことに対する期待や発想が
日常的にないんです。
だから
「プレゼントに何が欲しい?」
と聞かれても、何も出てこないんですね。
とは言っても、何が欲しいかがわからなければ、
何をプレゼントしたらいいか困ってしまいますよね?
そういう場合は、
「今欲しい物って何?」
って聞いてみてはいかがでしょうか?
人間誰しも、多かれ少なかれ欲しい物ってあるものです。
欲しい物と言われれば、一つや二つは出てきます。
「プレゼント」から切り離して、
ただ欲しい物を問われると、意外とパッと頭に浮かんだりします。
もちろんそれがプレゼントに相応しいとは限りません。
車とか、家とか、時間とか、休みなんて言われても、
プレゼントすることはできませんしね。
でもその人が今欲しい物を探るヒントは
得られると思います。
どうしてもプレゼントと関連付けられると、頭が硬直してしまうんです。
色々考えすぎてしまったり、逆に何も浮かばなかったりするんですね。
だから、プレゼントとは関係なく、
ただ今欲しい物に意識を向けてあげるんです。
そうすると、スッと出てきたりするものです。
「今欲しい物って何?」
「何か欲しい物とかないの?」
「今買いたいと思っている物ってある?」
プレゼントとは切り離して、
欲しい物に意識を向けさせてあげることがポイントです。
プレゼントに何をあげたらいいか困ったときには、
これをヒントに聞き出してみてください。
まぁ中には、それでも欲しい物が浮かばない人もいます。
ほとんど物欲がない人っていうのも、たまにいるものです。